ネットワーク機器統合管理システム「FSV-MGR01」のファームアップ

ネットワーク機器統合管理システム「FSV-MGR01」のファームアップ

2024年6月10日に、ネットワーク機器統合管理システム「FSV-MGR01」の新ソフトウェアVer1.2.0を公開しました。

弊社のスイッチングハブなどに対象に、システムネットワーク機器の初期導入時および導入後の運用作業効率を大幅にアップする管理システムです。どんなシステムかについての詳細はこちらをご覧ください。

NSSとかネットワークアプライアンスと呼ばれる製品ですが、運用者にとって大きなメリットになるのが、アプライアンス製品による簡単設置、VPNやドメインアクセス機能によってスムーズな導入や運用が可能、面倒なサーバの準備や構築作業が必要がない、という点。スプレッドシートやエクセルでIPアドレスの管理表を作る苦労から解放されます。
また、こうした製品によくある、同じ会社の製品しか対応していませんよ、ということはありません。FXC対応製品だけではなく、様々なネットワーク機器や、PC・WebカメラなどのOA機器もまとめて管理。ツールを複数使い分ける手間が省けます。

では、ファームアップに伴う更新情報をお知らせしていきます。

 

 

対応機器が順次追加されており、今回のアップデートに伴い、以下が対応機器となりました。

[無線アクセスポイント]AE5411PA 、一部AE1000シリーズ
[L3スイッチ] FXCX9526F, FXC9432
[L2+スイッチ] FXCX5512PE, FXCX6552, FXC6528
[L2スイッチ] FXC5210(PE), FXC5218(PE), FXC5224(PE)

今回のアップデートで追加された機能は以下の通りです。

たくさんありますので、より便利になったと思われるところをピックアップして紹介します。

● 「SNMP 情報取得機能」、「 SNMP Trap および Syslog 受信機能」

SNMPクライアント対応機器であればv1, v2c, v3 全てのバージョンに対応して情報取得が可能になりました。FXC製品でなくとも、PCなど監視対象となれるということですね。これら情報はシステムログに保存することが可能となります。

●「2つのポートを使用したネットワーク設定」と「NTPサーバ機能」

FSV-MGR01へのアクセスネットワークとデバイス監視ネットワークの分離が可能になりました。局側と客先などで分かれている場合や、セキュリティレベルを変えたい場合に有用と思います。
また、FSV-MGR01をNTPサーバに指定すると時刻同期が可能になりましたので、上記のような2ポートでのネットワーク設定と併用すると、IoT機器などのデバイスがインターネットと遮断されていても時刻同期が可能となりました。

その他、今回追加された機能は以下です。

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- リモートSyslogサーバへのシステムログ通知機能
- システム診断データ自動送付機能
- HTTPSアクセス機能
- ホスト名変更機能
- ホスト名でのブラウザアクセス機能
- デバイス毎の死活監視メール通知設定機能
-デバイスリスト画面でグループも含めた一括インポート/エクスポート機能

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FXCダイレクトショップ対象外の製品ではありますが、ご紹介させていただきました。

 

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