PoEスイッチNS2000VPELシリーズの日本語GUIについて

PoEスイッチNS2000VPELシリーズの日本語GUIについて

今日は、PoEスイッチのNS2000VPELシリーズに搭載されている日本語GUI(Graphical User Interface)について紹介します。

スイッチなどのネットワーク製品は、操作者が製品に対してコマンドと呼ばれる命令を行うことにより、様々な設定を行うことができます。
従来、主にこの作業はCLI(Command User Interface)による操作を行ってきました。すなわち、プログラムを書くのと同じように、専門の言語を使ってシステムコンソールに命令を行うわけです。
この操作を行うには、コマンド入力のルールを習熟する必要がありました。


日本語GUIは、こうした苦労を不要にします。視覚的に環境情報を把握しやすく、簡単にコマンドを使うことができます。ちなみに、もっとも有名なGUIがWindowsです。


さて、FXCのPoEスイッチNS2000VPELシリーズは、設定を日本語GUIのみで行います。CLIはサポートしていません。隔世の感がありますね…

また、本機への接続には、ブラウザを使用したパソコンを本機の任意のLANポートに接続し、IPアドレスを入力することで接続することができる、とのことです。だからコンソールポートがついていないんですね、なるほど…

ブラウザで設定ができるということは、タブで複数画面を表示することができますので、ひとつの画面でポートの設定情報を表示しておいて、別の画面でVLAN設定をするなどといったこと可能です。これはGUIの大きなメリットです。

メイン画面を紹介します。
メニューウィンドウで7つのメニュー(機器情報、システム、ネットワーク、QoS、PoE、セキュリティ、ツール)に進み、各種設定を行うことができます。コマンドを打つために説明書を見る必要がなく、視覚的に判断できますので非常に簡便です。




次回は、NS2000VPELシリーズのPoE関連設定についてお話していきたいと思います。

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